円山裏参道に誕生した本格ナポリピッツァのお店Lucci(ルッチ)。お店の情報や旬な話題、ルッチの日常や裏話を綴る   スーペルブログ。         (C)2008-2009


by pizzerialucci
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Serata Giapponese

c0188145_101487.jpg去る7月28日、僕が勤めるレストランのオーナーの友達で、これまたレストランとホテルを経営しているFlavio氏の提案で『Ma come mangiano I Giapponesi』:「日本人は一体どういう食事をしているの?」 つまり、国際的に有名なSUSHIではなく、普段でも祝い事でも日本の家庭の食卓で食べるものを、というテーマで50名限定の日本食メニューの食事会を開催しました。調理に当ったのは僕と主催者のレストランに勤める日本人女性コックNさん。
ここのレストランは海沿いにあり「冷凍魚と新鮮な魚の味の違い」と言うテーマのイベントや、マルケ地方の魚のスープ「Brodetto:ブロデット」普及のイベントを開催したりしており、魚は毎朝すごく新鮮!なのが入り、夜のうちには粗方なくなってしまう、こだわりの新鮮な魚を、伝統的なマルケの手法で食べさせてくれるレストラン。個人的にここのレストランが本当に好きで何度も食事に伺っていたのですが、お会計の時にことごとく食事代は受け取ってくれず、「お代はいいから、いつか日本食のパーティーをやって欲しいなぁ」といつも言われていたのでした。
メニューをパソコンで作り、雑誌や新聞に広告を打ってもらって、最大で50人しか予約を取らないということで決めていました。ローマやミラノならともかく、どちらかと言うと田舎だし、せいぜい20人位で出来たらいいなぁ、と個人的には思っていたのですが実際は・・・80人くらいの方の予約が入っていたそうです。つまり30名方は予約をお断りせざるを得なく・・・いやぁ驚きました
メニューは色々迷い、日本食材にも限りがあるので、Nさんと話し合って結局、
隠元胡麻和え、茄子揚げ浸し、鶏の南蛮漬け、胡瓜とワカメの酢の物、アドリア海で取れた魚(アンコウ、マグロ)のお刺身、Nさんの故郷の味なめろう、鰯のつみれと鱈の真薯あさりの餡、太巻き、手まり寿司、スズキと海草の蒸し物ゆず胡椒のソース、天ぷら、梅酒のグラニテ、ほうじ茶のジェラートに白玉と黒糖寒天、冷たいあんこと、飲み物はアジア食材店で見つけたAサヒ SーパードライやKリン Iち番絞り(一部伏字になっていませんが)と日本酒。
飲み物込みで39€。
日本料理は完全に素人なので、フュージョンのような胡散臭い部分もあるのは事実です。。。
食事の最中に各テーブルを回り、お客様と話をさせて頂くと、食べた事無いけどおいしいとか、私札幌に行ったことあるのよ、という方だとか、会場のオープンキッチンで太巻きを切っていると、10歳くらいの子供が彼より小さい弟に「あれが太巻きなんだよ」と教えていたりとか、箸を本当に上手に使いこなしていた方もいたりと、かなり日本通の方も見受けられました。
好評だったのは胡麻和え、茄子の揚げ浸し、太巻き、スズキの蒸し物、天ぷら、ジェラート。
不評だったのは冷たいあんこ。豆を甘く煮る習慣が無いから、かなり奇妙に感じたそうです。と言うかみんな綺麗に残していました・・・
最後にマイクで緊張しながら僕が挨拶して、大きな拍手を頂き、無事幕を閉じました。
あー終わった。
主催のオーナーの話では、皆さん本当に本当に満足されたようで、良くやってくれたと。
次回開催は9月か、と言っていましたが・・・さぁどうでしょう・・・
しかし、胡散臭い小手先料理じゃなくて日本の料理もちゃんと知らないと駄目だなぁ。
今回痛感したことです・・・
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by pizzerialucci | 2009-08-04 10:16 | 遠距離シェフの日記